生命保険は大きな買い物

100年に一度の不況時代と言われている現在、リストラにあった人はもちろんのこと、仮に会社に居座ることができたとしても、残業カット昼勤のみなどでそれまでのような収入を得られない家庭が多くなっています。

小麦粉を始め多くの食材が価格アップをしたこともあり、不景気やリストラの影響がサラリーマン家庭をより圧迫していることは目に見えて明らかです。

こうなると限られた収入の中で徹底的に生活費をスリム化するための対策が必要となってきます。

クビは切られなかったが残業も各種手当てもカットされた人、リストラにあって失業給付を受け取っている人、いずれにしても以前より収入は激減していることでしょう。

こんな不況時代を乗り切るには、今の生活費を徹底的に見直し、無駄はどんどん省いていかなくてはなりません。

人生で一番大きな買い物はマイホームだと言いますが、意外に私たちの家計を圧迫しているのが民間の生命保険なのです。

例えば毎月5万円の保険料を30年間払い続けたとしたら、1800万円にもなります。

マイホームは熟考に熟考を重ねてローンを組んで支払っていきますが、保険に関しては保障内容も詳細までは理解せずに契約してしまう人が多いようです。

住宅ローンと同じように長く払い続けていくものですから、高い買い物と思ってよく考えてから契約すべきです。

確かに保険は万が一の事態に備えて必要なものです。

しかし未来の安心のために現在の家計が回らなくなってしまっては、将来への何の対策にもなりません。

退職を機会に今一度、自分の契約している保険証券を確認して、内容と保険料を再検討してみましょう。

いくつもかけもちして契約している場合、保障内容にダブリがあれば一つに絞ればかなりの節約効果があります。

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リストラを前向きに考える

最近は「不景気」「リストラ」と、暗いニュースが目に付くことが多いですね。

大企業であっても「就職さえ叶えば定年まで安心」とは限りません。

派遣社員のリストラが話題になっていますが、正社員の解雇も珍しくありません。

ニュースの映像で「来週から来なくていいと言われた」とコメントするサラリーマンの姿を見ると、明日は我が身と背筋が寒い思いがする人も多いでしょう。

そして国も会社も具体的な救済対策を示して私たちを安心させてくれるには至っていません。

かくなる上は自分で我が身を守るための対策はないのでしょうか。

しかし悲しいかな、会社都合で退職を迫られるケースですと泣き寝入りして了解せざる得ない場合がほとんどのようです。

不況のせい、会社のせいと嘆いても、何かが見いだせるわけではありません。

リストラの不運を恨む気持ちを引きづり続けた心境では、転職のための採用試験でも好印象を与えることが難しいでしょう。

新卒の学生でさえ、内定取り消しで問題になっている昨今、中高年の再就職がいかに困難なかは皆が理解しているはず。

気持ちを切り替えない限り、前向きに進み始めた人達に出遅れて就職先をどんどん先取られてしまいます。

会社都合のリストラであっても「人生の新しいページを開くために自分の意思で転職したのだ」と踏ん切りをつけられるほどのタフな精神力でもって就職活動にあたってください。

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