~卵巣がん~ 生命保険の保険料払い込み免除について
卵巣がんになってしまったと分かったら、生命保険の保険料の支払いについても気になるところでしょう。
生命保険は被保険者(こども保険の場合は契約者)が不慮の事故にあって「約款で定められている状態(事故の日を含め180日以内に)」になると、以後の保険料の払い込みが免除になります。
ただし、一般の生命保険は、所定の高度障害状態となると死亡保険金と同額の高度障害保険金が支払われ契約が消滅します。
保険料の払い込みが免除になる場合には、高度障害保険金は支払われません。
保険料払い込み免除特約をつけておくと、3大疾病や身体障害状態、要介護状態などによって以後の保険料が免除となる会社があります。
免除になる用件は保険会社によって異なります。
保険会社によって医療保険やがん保険などで高度障害状態となった場合に保険料振込み免除となる商品もあります。
保険料の払い込みが経済的理由などで困難になった場合には、保険金の減額や特約だけを解約する方法があります。
逆に保障に備えるため特約を途中で加えることもできます。
ただし、保険の種類によっては特約の中途付加ができない場合もあります。
生命保険は、卵巣がんなどになった場合にどのような保障があるか、というだけでなく、保険が使いやすいかどうかも契約の判断に必要なことなのです。
そして、一度契約したらそのままにしておくのではなく、特約の見直しなど現状に応じた保障になるよう見直すことが大切なのです。
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卵巣がんの症状について述べていきます。
初期にはほとんど症状がないため、卵巣がんの2/3は転移してから発覚するのが普通です。
卵巣がんは、転移しやすいタイプと転移しにくいタイプがあり、転移しにくいタイプは、腫瘍が小さいうちは子宮の定期健診などで発見されたりします。
やがて腫瘍が大きくなるにつれ、下腹部のしこりや圧迫感、膀胱圧迫による頻尿などの症状が出てきます。
そういった異常に気付いてエコー(超音波)検査を受け、卵巣がんの早期発見につながることがあります。
転移しやすいタイプの場合は、まだ卵巣内であまり大きくならないうちでも転移してしまいます。
腹水でおなかが膨れ、胸水の影響で息切れするなど、転移によって起こる症状が出て初めて異変に気づくことが多いです。
卵巣がんの転移の中でも一番多いのは、腹膜播種(ふくまくはしゅ)です。
がん細胞が、卵巣の表面から腹膜にかけて広がります。
腹膜播種は卵巣付近に限らず、卵巣から一番遠い腹膜の横隔膜にまでよく見られます。
がんが横隔膜から胸腔内に広がると胸水がたまり、リンパ節に転移すると腹部大動脈の周りのリンパ節や骨盤内のリンパ節が腫れ、次第に胸や首のリンパ節へも広がるケースがみられます。
転移しないタイプの卵巣がんは手術だけで治療できる一方、転移するタイプの場合には手術と併行して化学治療も必要になります。
診察やエコーで腫瘍が見つかっても、まだその時点では良性・悪性かは判断できず、画像診断や腫瘍マーカーを用いて判断されます。
画像診断の際にはエコー検査、MRI、CTなどが行われます。
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